ヘルスケア&メディカル投資法人

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環境への取組み

環境に対する基本方針

基本方針(Basic Policy for Reducing Environmental Burdens)

  • HCM &
    HAM
環境負荷の低減

ヘルスケア&メディカル投資法人(以下「HCM」といいます。)が保有する運用資産におけるエネルギー効率の改善や省エネルギーに資する設備等の導入を図り、省エネルギーとCO2 排出削減に努めます。また、運用資産にかかる資本的支出や修繕計画の策定及び実施にあたり、省資源及び廃棄物の削減に努めます。

環境パフォーマンス目標/実績

基本目標(Basic Targets):

項目 目標 実績
2020年
(基準年)
2021年 2022年 増減率
(注3)
延床面積 - 187,410.50 ㎡ 187,410.50 ㎡ 225,895.97㎡ 20.5%
エネルギー HCMの不動産ポートフォリオにおける年間総エネルギーデータ把握率(%)を100%とする 59.2% 59.2% 77.3% 30.5%
GHG(注2) HCMの不動産ポートフォリオにおける年間GHG排出データ把握率(%)を100%とする 59.2% 59.2% 77.3% 30.5%
HCMの不動産ポートフォリオにおける年間⽔消費量データ把握率(%)を100%とする 76.7% 76.7% 74.6% -2.7%
廃棄物 HCMの不動産ポートフォリオにおける年間廃棄物排出量データ把握率(%)を100%とする - - 18.2% -
(注1) データ把握率は床⾯積ベースとしています。
(注2) Greenhouse Gas(温室効果ガス)の略称です。以下同じです。
(注3) 基準年は2020年とし、効果測定期間の起算年は2021年、目標年は2025年とします。

長期目標(Long-term Targets):

項目 目標 単位 実績
2020年
(基準年)
2021年 2022年 増減率
延床面積 - 187,410.50 187,410.50 225,895.97 20.5%
エネルギー HCMの不動産ポートフォリオにおける年間総エネルギー消費量原単位を⽬標年までに基準年から5%削減 消費量
(kWh)
25,973,361 25,932,139 44,932,975 73.0%
原単位
(kWh/㎡)
234 234 257 10.0%
GHG HCMの不動産ポートフォリオにおけるエネルギー消費に由来する年間GHG排出原単位を、⽬標年までに基準年から5%削減 排出量
(t-CO2e)
9,176 8,906 15,140 65.0%
原単位
(t-CO2e/㎡)
0.083 0.080 0.087 4.9%
HCMの不動産ポートフォリオにおける年間⽔消費量原単位を基準年から⽬標年まで増加させない 消費量
(㎥)
430,434 433,241 498,794 15.9%
原単位
(㎥/㎡)
3.0 3.0 3.0 -1.2%
(注) 基準年は2020年とし、効果測定期間の起算年は2021年、目標年は2025年とします。

保有物件における環境への取組み

空調機器の高効率化改修工事の実施

  • HCM &
    HAM

「グリーンライフ守⼝」において空調機器の⾼効率化改修⼯事を実施しました(2018年)。

  • 共⽤部空調機の室外機の制御基板と圧縮機を省エネ性能の⾼いものに交換
  • ⾼機能空調管理ユニットの導⼊(館内空調の⼀括管理、スケジュール運転設定)
  • 国の補助⾦を活⽤
    → 投資⾦額 13.5百万円(うち補助⾦6.4百万円)

省エネ性能の高い設備への更新工事

  • HCM &
    HAM

HCMが保有する物件において、ご入居者が快適に生活できるよう、計画的に居室内の各設備を省エネ/節水性能の高い機器に順次更新しております。

各期における各設備の更新状況累計

保有物件でのグリーンリースの締結

  • HCM &
    HAM

「神⼾学園都市ビル(はぴね神⼾学園都市)」を⼀括賃借しているテナントとの間でグリーンリースを導⼊しました(2021年)。環境負荷の低減が図られるとともに、HCM及びテナントの双方が経済的なメリットを享受できる、まさにWin-Winの取組みです。

  • ヒアリングにより得られたテナントの照明設備の利⽤状況を前提に、共⽤部照明のLED 化⼯事実施により、照明設備に係る電気使⽤量が約69%削減されると試算しています。
  • LED 照明設備の定格寿命 40,000 時間においてテナントが享受することが試算される照明設備に係る電気使⽤料の削減効果と管球交換費⽤の削減効果のうち、⼀定⾦額がグリーンリース料として、賃貸契約上の賃料を増額するかたちでHCMへ還元されます。
グリーンリース: 物件所有者とテナントが協働して不動産の省エネなどの環境負荷の低減や執務環境の改善などを図り、且つ
双方がコスト削減等の恩恵を受けられるWin-Winの取組み

ウェアハウジング段階における環境への取組み

ウェアハウジング物件へのグリーンリース条項(注)の導入

  • Sponsors

ヘルスケアアセットマネジメント株式会社(以下「HAM」といいます。)及びHCMでは、スポンサーやオペレーターを始めとするステークホルダーと協力し、ウェアハウジング段階において建物賃貸借契約にグリーンリース条項を規定しています。

有料老人ホーム

【取組み事例】ハートランド川口明生苑
(2022年3月30日取得済)
2020年度
以前
2021年度 2022年度
グリーンリース
契約締結数
4 1 8
累計 4 5 13
グリーンリース
実績数
2 1 0
累計 2 3 3
(注) 標準的な賃貸借契約条項に加えてESGに焦点を当てた要件を組み込んだ条項です。

ウェアハウジング物件での環境認証の取得に向けた取組み

  • Sponsors

開発案件において、ディベロッパーや設計会社等の協力を得ながら、CASBEE・BELS等の環境認証取得に向けた取組みを進めています。

有料老人ホーム(開発案件)

【取組み事例】PDハウス西東京
(パイプライン物件)
2020年度
以前
2021年度 2022年度
CASBEE 1 1 1
累計 1 2 3
BELS 0 0 1
累計 0 0 1

レジリエンス(災害等への適応力)の向上

物件の取得検討段階における急傾斜対策工事

  • HCM &
    Operators
急傾斜対策工事の実施(はなことば追浜)

HCMが2022年11月10日に取得した「はなことば追浜」の土地の一部が土砂災害特別警戒区域に該当しており、東側から南側にかけて広がる急傾斜地はモルタル吹付工法や擁壁により一定の安全対策が施されていましたが、ヘルスケア施設への長期投資という観点から、急傾斜地の崩壊が発生した場合における影響の調査結果を踏まえ、レジリエンス(災害等への適応力)の向上及び長期的な安全性確保のためには追加の急傾斜対策工事が必要であると判断しました。

対策工事については、より安定性及び安全性の高いフリーフレーム工法等を採用し、近隣の急傾斜地における工事経験を有する京急建設株式会社が調査・計画及び施工し、独立性のある第三者専門家である調査会社より「対策内容の妥当性調査報告書」を受領し、問題がないことを確認した上で、HCMによる取得を決定しました。

【対策工事実施前】
急傾斜対策
工事を実施
【対策工事実施後】

保有物件における雨水対策工事

  • HCM &
    HAM
雨水対策工事の実施(さわやか和布刈館)

2018年7月の西日本豪雨の際に建物内で床上浸水する被害が発生した「さわやか和布刈館」において、ブロック塀およびU字溝を新設する工事を実施しました(2021年)。

本取組みにより、災害発生時の被害拡大を未然に防止するとともに、入居者、従業員及びオペレーターの安心・安全確保に繋がっています。

環境配慮型資材の使用

環境配慮型の床材を活用した更新工事(2022年)

  • HCM &
    HAM

「グリーンライフ守口」の床貼り替え工事において、環境配慮型商品を使用・施工しました。

  • 環境に配慮した床材:東リ株式会社「ルースレイタイルLLフリー50NW-EX」
  • リサイクル材料を製品重量の50%使用しており、CO2排出量の削減に貢献
    (廃棄された農業用ビニル、製造時に発生した端材を再生利用)
  • 防汚性能を高めるための高耐久UV樹脂コーティングにより、使用中のワックスメンテナンスが不要

施設環境の改善(利用者様の声)
  • 清掃しやすい床材になり、衛生的な環境に改善され、清掃作業が軽減されました。
  • 車椅子で走行しやすい床材になり、施設内を行動することが増えました。
  • 廊下とデイルームの間にあった小さな段差がなくなりました。

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